3月、今月の目標「安心感を与えるプロになろう」
2023年3月1日
株式会社アーバンプランニングでは、毎日、経営理念の他、今月の目標をみんなで唱和しています。
社員が見ることができる共通の掲示版があり、そこで今月から目標の意図説明を掲載するようにしましたのでホームページのブログでも公開しようと考えました。ちなみに先月は「人の心を動かすプロになろう」でした。
この今月の目標は、私が所属している公益社団法人川越青年会議所の2022年度理事長の渋谷巧歴代が、2022年度の理事会にて、毎月の宿題として仰っていた内容を自分の会社でも取り入れたいと去年から始めた試みです。そこに同じく所属している倫理法人会、BNIの考えも取り入れて活用しています。
みなさんにも刺さる内容があるかもしれませんので、是非、一読して下さると幸いです。
株式会社アーバンプランニング
代表取締役 堀籠重臣
■共通認識
・今月の目標は意識目標です。達成目標ではないので、毎朝、頭のすみっこの方に意識していただければと思います。
・会社の人付き合いだけに限らず、配布員さん、友人、親、ご近所さん全ての関係に関して意識してくださればと思います。
・まずは一人一人が、自分たちの周りから笑顔溢れる世の中を作るプロになってください。
今月の目標「安心感を与えるプロになろう」
■意図補足
基本的に人間の心は誰しもが脆く、弱く、繊細です。安定した所に居たいと思いますし、立場が強い場所で落ち着きたいという気持ちがあると思います。その点を踏まえて、それぞれが頼れるリーダーシップを持てるように意識しましょう。経営者、役員が社員に対して意識するのはもちろんのこと、一般社員も管理・対応している登録配布員さんや内職さんがいます。こちらは管理部マネージャーや配送お届けのフロア社員が日々、相談を受けながら対応をしていると思います。配布員さんは基本一人で作業をしているので孤独で不安です。そのため相談できる社員の存在は貴重で命綱であると言えます。この人であれば安心して一緒に仕事ができると思われる存在になるために、まずはよく聞くことから始めましょう。「人間は1つの口と2つの耳を持っている」という言葉があります。伝えることの2倍聞くことが必要という格言です。自分をよく理解してくれていると感じてもらう所から良好な人間関係が作られていきます。そして、聞くためには話しやすい雰囲気を持つことも大切です。3月は「傾聴」「明朗」「愛和」、相手のためを優先して、相手が話しやすい状況を作れるように意識しましょう。
■著書紹介
「明朗は健康の父、愛和は幸福の母」
一人の明朗な心境は、その人の肉体健康の元であり、家庭健康の中心であり、事業健康の根源である。うち沈んだ、暗い、よわよわしい心の持主は、きっと体が弱い。病弱の人が一人でもあると、その家庭は梅雨時のようにじめじめする。そうした家に住む人は心がにぶる。張りをなくし、気おくれする。決断力がにぶる。何をしてもうまく行かないのが当然である。
愛和は本と末、原因と結果の関係が愛によって和を得た相、和のもとは愛である。そしてこの愛和は、すべての幸福のもとである。親子夫婦のたてよこ十字の愛和は、家庭の幸福のもとであり、親子、長幼の縦の敬慈、すべての人の横の愛和、協力が、社会一切の幸福を生み出す。
※「万人幸福の栞」丸山敏夫著