2月、今月の目標「人の心を動かすプロになろう」
2023年2月4日
株式会社アーバンプランニングでは、毎日、経営理念の他、今月の目標をみんなで唱和しています。
社員が見ることができる共通の掲示版があり、そこで今月から目標の意図説明を掲載するようにしましたのでホームページのブログでも公開しようと考えました。ちなみに先月は「ものごとを様々な角度から見るプロになろう」でした。
この今月の目標は、私が所属している公益社団法人川越青年会議所の2022年度理事長の渋谷巧歴代が、2022年度の理事会にて、毎月の宿題として仰っていた内容を自分の会社でも取り入れたいと去年から始めた試みです。そこに同じく所属している倫理法人会、BNIの考えも取り入れて活用しています。
みなさんにも刺さる内容があるかもしれませんので、是非、一読して下さると幸いです。
株式会社アーバンプランニング
代表取締役 堀籠重臣
■共通認識
・今月の目標は意識目標です。達成目標ではないので、毎朝、頭のすみっこの方に意識していただければと思います。
・会社の人付き合いだけに限らず、配布員さん、友人、親、ご近所さん全ての関係に関して意識してくださればと思います。
・まずは一人一人が、自分たちの周りから笑顔溢れる世の中を作るプロになってください。
今月の目標「人の心を動かすプロになろう」
■意図補足
人の心を動かすということは非常に難しいことです。人は指示だけされても心は動きません。
人には気持ちを汲んで受け取る力があり、そのため指示した人の心が反映された反応をします。
誠意のある人には誠意が返ってきます。苛立ちには苛立ちが返ってきます。好意には好意が返ってきます。
依頼やお願いをする時、人と接するすべての時に、感謝や思いやり、熱意や好意を持っていれば、自分のまわりの世界に笑顔が溢れてくるはずです。
感情は周りにも影響を及ぼし、周りの環境、そして世の中全体に広がっていきます。
2月目標「人の心を動かすプロ」になる為には、利己ではなく利他の精神が必要です。
Give and Take(ギブアンドテイク)ではなく、Givers Gain(ギバーズゲイン)の精神をもって人と接することで、自分にも良い影響として返ってくるでしょう。他人に求めるのではなく、まずは他人にどんな良いことをしてあげられるかを考えましょう。
■著書紹介
「人は鏡、万象はわが師」
人は人、自分は自分と、別々のいきものんだと考えるところに、人の世のいろいろの不幸がきざす。実は人はわが鏡である。自分の心を映す映像にすぎぬ。山彦(やまびこ)のよべば答える、それにも例えられる。にこにこして話しかけると、相手は笑みかけて答える。大声でどなれば、むっとしてにらみかえす。物売りが来る。イラナイヨと、つっけんどんに言うと、ピシャリと戸を引きしめて出て行く。
親子、夫婦、交友、隣人、すべてがわが鏡であって、わが心のままに変わっていく。
今日までは、相手の人を直そうとした。鏡に向かって、顔の墨をけすに、ガラスをふこうとしていたので、一こうにおちぬ。自分の顔をぬぐえばよい。人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変えればよい。
※「万人幸福の栞」丸山敏夫著