本を忘れず 初志貫徹!って難しい
2024年11月6日
今日も朝の経営者勉強会に参加してきました!
朝6:00~始まるのですが、朝とはいえまだ日が昇らず暗いですね。
寝坊してギリギリ(準備遅刻)になってしまった・・朝起きの習慣難しいです。
ある経営者の方から「時間が無いとよく聞きますが、時間は有る無しではなく作るものだ。時間を管理することを仕事と言うのだ。」ということを聞いていて感心したのですが、言うは易く行うは難しだと思います。
そんな反省と眠掛けした頭で臨んだのですが、今日の講話も経営者として非常に含蓄のある内容でしたので、会社の朝礼前にしっかりせねば!と気合が入りました。
■テーマ「本を忘れず」
今が上手くいっているという時に思い上がり、感謝を忘れてはいたのではないか?
社員さんのミスから大きな問題に発展し、会社が倒産するかもしれない所までいってしまった経験から多くの学びがあったということです。
これは誰にでも起こりえる状況ですし、社員のミスを責めるのではなく、自分が注意できていなかったことを認めることが第一歩でありました。
苦難は幸福の門という言葉がありますが、苦難だと思われる状態には学ぶべきことの塊だと思います。まず何かがいけなかったという気づきを与えてくれます。
そうはいっても本当に辛い!分かってはいてもその時は火に焙られているような状態が続くわけです。
涙ながらに話してくださった所から、心中計り知れない状態だと分かります。
講師の先生は色々な方に相談し、役所に毎日謝罪に行くなど行動することを辞めなかった!
そこから光明を掴み問題が解決されて今に至ったということで、行動を諦めなかった結果がチャンスを掴んだのだと思います。
「開店の日のいきごみと、友人のよせられた厚意を忘れるから、少しの困難にも、気をくじかせる。終始一貫ということは、成功の秘訣であるが、これが出来ないのは、皆本を忘れるからである。」(万人幸福の栞 反始慎終より)
■事業継承時、本当に多くの人に背中を押してもらいました!
私も事業を継承してから「絶対に会社の皆で幸せになろう。世の中に必要とされる仕事をしよう。」と意気込んで2021年のコロナ禍からスタートさせていただきました。
最初に企業理念を作り、契約書や就業規則を作るなど、会社を成立させるために必要と思うことは全部やろうと考えていました。最初から上手くいくことも無く、今も幸せを目指し藻掻いている真っただ中であります。
特に事業継承の際、誰一人欠ける事なく残ってくれたこと、応援して下さったお客様の存在。歩みを合わせてくれた家族。これが非常に大きな私の支えになっていたと思い返すことになりました。感謝しています。
だからこそ、簡単には仕事を放り投げることは絶対に出来ません!
どれだけ大変な時でも、この「本」があるから簡単には折れず頑張れます。
皆さんの「本」は何でしょう?少し思いをはせてみるのも良いと思います。